近視抑制治療とは
近年、スマートホンやタブレット使用などのライフスタイルの変化により日本における裸眼視力1.0未満の子どもの割合は年々増加しており、大きな社会問題となっています。近視は特に体が成長する学童期に進行しやすく、近視が強くなると将来緑内障や網膜剥離などの深刻な目の病気になるリスクが上がることがわかっています。
「子どもの頃から近視を発症させない、進行させないこと」が生涯の視力を守る上で非常に重要です。
近視とは
目の中に入った光のピントが合う位置が網膜によって前になっている状態のことをいいます。
近視のほとんどは眼球が前後に伸びることで起こります。



当院で行っている近視進行抑制治療について
当院では
- アトロピン点眼(リジュセアミニ点眼液0.025%濃度)
- オルソケラトロジー
による近視抑制治療を行っています。
ご希望の方はお気軽にご相談ください。
低濃度アトロピン点眼(※自由診療)
お子さまの近視進行抑制を目的とした医療用医薬品として、日本で初めて承認された点眼薬です。毎晩目薬を1滴点眼することで、近視抑制の効果があります。
また、他のオルソケラトロジーなどの他の近視進行予防効果のある治療と併用することが可能です。目薬の治療なので、他の治療法が難しい方でも使用しやすい特徴があります。

治療スケジュールと費用について
| 治療スケジュール | 費用(税込) | |
|---|---|---|
| 初回 | 近視抑制外来・検査料 | 2,200円 |
| 点眼薬費用 | 4,380円/1箱30日分 | |
| 2回目 (1か月後) | 近視抑制外来・検査料 | 2,200円 |
| 点眼薬費用 | 4,380×3=13,140円/3箱90日分 | |
| 3回目 以降 (3か月後) | 近視抑制外来・検査料 | 2,200円 |
| 点眼薬費用 | 4,380×3=13,140円/3箱90日分 | |
オルソケラトロジー(夜間装用の特殊ハードコンタクト)
(※自由診療)
オルソケラトロジーとは、特殊なハードコンタクトレンズを夜寝ている間につけて、
視力を改善させる治療方法です。 視力を矯正するだけでなく、近視抑制効果も高いとされています。レーシックや手術のように角膜を削ったりしないため、治療を中止すれば元の目の状態に戻るので安心です。
コンタクト装用が可能であれば小・中学生から、ご案内させていただいております。

当院では定額制となっており、診察料込みの月々8,800円(両眼)/5,500円(片眼)にてご案内しております。
当院では、安心安全に使用していただくため定期検診を行っています。定期診察費も含まれているため、安心して治療を続けることができます。
シード「ブレスオーコレクト®」のオルソケラトロジー用レンズを取り扱っております。
治療スケジュールと費用について
| 治療スケジュール | 費用(税込) | |
|---|---|---|
| 初回 | オルソケラトロジー・初回適応検査料 | 6,000円 |
| トライアルレンズ貸出(※保証金のお預かり) | ||
| 装用翌日 | ||
| 1週間後 | 問題なければレンズ注文、定額制申込 | |
| 本治療開始 ※診察代込み | 両眼:8,800円 | |
| 片目:5,500円 | ||
| トライアルレンズ返却(※保証金の返金) | ||
| 2週間後 | ||
| 1ヶ月後 | ||
| 以降3ヶ月毎 | 定期検査 | |